キタムラの枕
「まくらは、なぜ四角いのだろう?」
ヒトが眠るということをもう少し深く考えたら、もっと違ったカタチになるかもしれない。
今までの枕は、仰向き、横向きで寝る「姿勢」のことしか考えてきませんでした。しかし、眠っている間、ヒトは同じ姿勢を続けているわけではありません。寝返りという「動作」を行い、仰向けから横向きへと適切な体勢を切り替えているのです。
そこで、
寝姿勢だけでなく、寝返りという睡眠中の動きに着目し、睡眠に必要なカタチ
を探しました。
日本人には日本人の体形にぴったり合ったモノを。という想いで、120以上の試作と48種類の素材を吟味し、2年の歳月を経て辿り着いたのは緩やかで優しいカタチ。
人が一晩で寝返りをする回数は、約20~30回といわれます。その寝返りを調べた結果、頭は体を中心に弧を描くように動いていることがわかりました。その軌道に合わせたカーブを立体化して、そら豆のような楕円形が生まれたのです。
寝返りした際、枕から頭が落ちて目が覚めてしまった、夜中にうとうとしながら枕を引っ張った、そんな経験ありませんか?ジムナストのそら豆型は、頭がズレ落ちにくく、寝返りがスムーズ。正しい姿勢が保てて、朝までぐっすりです。